悪魔的美味、生姜の佃煮を作る。

      2016/05/22

飴色の生姜の佃煮
 
寒い日が続きますね。
カラダの冷えを温めるには、暖房や重ね着など外側からのみならず、内側から温めるのが大切なのはいうまでもありません。
冷え性対策の食べ物といえば、欠かせないのが、ショウガ(生姜)。
飲み物に入れるのでも、お菓子に使うのでもいいのですが、できることなら作り置きができて、さりげなく毎日食卓に上がるような親しみ安さがあればベターですよね。
とくれば、ご飯の供、佃煮!
これこそぴったりだと思いませんか。
 
生姜の佃煮は意外と売っていません。
作るのは多少時間がかかりますが、たいした手間はなく、失敗も少ない。
自分で素材を吟味できて、甘さ辛さの味加減も自由自在。
というわけで、わたしがよく作る方法をご紹介します。
 
ただ前もってお断りしておきますが、このレシピでは、生姜の辛さがかなりしっかり残ります。
子どもには不向きと思われます。
もし、家族などどなたかに食べてもらったときに、「ええ、辛すぎる!」と涙目顔をされてしまったら、「まあ辛すぎたかしら、ごめんなさい」とエレガントに謝っておきましょう。
残念ながら、その人の口には合わなかったのです。
この悪魔のような辛味こそが、クセになる美味だというのに。大人の味だというのに。
 
一切れつまむと、口の中がピリッと引き締まり、
二切れつまむと、気持ちがピリリと引き締まります。
三切れつまむと、なにやらヒーハーと言いたくなり、幾分、生姜を恨みがましく思います。
そう思いつつ、火の気がすこし静まると、どういうわけかもう一切れ、つまみたくなるのです。
そのうち、あら、気が付くと、カラダの芯からぽかぽかに…。
そんな悪魔のような、魔法のような、大人の佃煮です。
ぜひお試しください。
 


【大人味、生姜の佃煮】レシピ。
 
1)生姜の皮を剥き、薄くスライスする。
このときの厚さができあがりの厚さになります。
薄いと辛味も弱くなりますが、歯ごたえがなくなってしまうので、適度な厚さがおすすめ。
目安は、あまり神経質にならずに大雑把に薄切りする程度、の薄切り。
こんな感じ、かなりいい加減です。
 
薄切りはこんな感じ。かなりいい加減です
 
 
 
2)ザルに重ならないように並べ、丸一日(できれば一昼夜)干す。
一年中OKですが、最もおすすめなのは真冬の寒くて乾燥した日。
風に飛ばされないよう注意。
乾くにつれ、ごみ?と見まごうほどに縮みます。こんな感じ。
 
小さくなってシワシワになります。ゴミではありません!
 
 
 
3)さっと水洗いの後、たっぷりの水に数時間浸して戻す。戻し汁は使うので捨てないように!
戻している間、ゴミが入らないようラップなどで覆っておく。
浸し時間の目安は、ほぼ原型の大きさに戻るまで。
量と干し加減によるので、自分の目で確かめましょう。こんな感じ。
 
シワシワから復活!ほぼ原型まで戻ります。
 
 
 
4)鍋に、戻した生姜と戻し汁、調味料{酒:みりん:醤油:砂糖 を同割}を入れ、生姜がすっぽりかぶるくらいの水を加えて、強~中火でアクを取りながら煮つめる。調味料の目安は、
生姜2パックの場合、戻し汁+水で3カップ、調味料は各大さじ4、かつおぶし(後述)10g(2パック)です。
最初からすべての調味料を入れるのではなく、すこしずつ加えていくと失敗がありません。
その際、調味料は同量ずつ足すのをお忘れなく。
 
 
5)鍋底が見えるくらいに煮詰まったら、かつおぶし(なるべく細かいもの)を加え、強火で全体に絡むよう手早く混ぜる。
 
 
清潔な容器に入れ、冷蔵庫保存。
一ヶ月くらい日持ちします。
ご飯にもお酒にもよく合います。お弁当にもオススメ!
 
ちなみに、生姜がカラダを温める効果は、生の生姜よりも乾燥生姜の方が断然高いといわれています。
→詳しくは、NHK「ためしてガッテン」
 
 
 
※新生姜の場合は、1)で、皮ごとスライスでもOK。
※真夏など暑い時期は、2)で、軽く塩をふり数時間干すのでもOK。
※生姜の辛味が苦手な場合は、3)で戻したあと、2回ほど茹でこぼすといいでしょう。ただし、その場合も戻し汁は生姜の風味がついているので、4)で煮るときに使ってください。
 


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