簡単レシピ(5) 自家製ヨーグルトを作る

      2016/05/22

手作りヨーグルト
 
震災の影響でヨーグルトの品薄状態が続いています。
無いなら作っちゃいましょう!
というわけで、ヨーグルトメーカーなしでできる簡単な作り方をご紹介します。
 


【自家製ヨーグルト】の作り方
 
用意するもの: 牛乳(低脂肪・無脂肪・加工乳は不向き)、プレーンヨーグルト、熱湯消毒した清潔なビン。
※牛乳もヨーグルトも未開封の新しいものを使ってください。
 
作り方:
1)牛乳を温めて沸騰させ、お風呂の温度程度まで冷ます。
 
2)ビンにヨーグルト(牛乳の1/10の量)と牛乳を入れ、よく混ぜる。
※ビンに入る量を水などであらかじめ計っておく。
※わたしはガラスの保存ビン200ccにヨーグルトを大さじ1と1/2、でおおまかに作っています。
※量の目安は、牛乳にヨーグルトを足して、フタまで1cm空間があればok。満杯まで入れないこと。
 
3)厚手の小鍋にお風呂の温度のお湯をはる(熱湯にお水を足していき、指を入れてお風呂くらいになるまで温度を下げる)。2)のビンにフタをして、お湯に浸す。
※なるべくビンの上部までお湯に浸る方がいいです。でもビンにお水が入らないよう注意!
 
4)お湯に浸けたまま、5~7時間放置。
※途中、お湯がぬるくなってきたら、新たに熱めのお湯を加えるか、鍋ごとごくごく短時間長弱火で温めるなどして、なるべくお風呂温度を維持する。お鍋の代わりに発砲スチロールなどを利用すると、より温度維持ができると思います。
※ビンを揺らすと固まりにくくなります。作業するときはそーっとね!
 
 
固まったら冷蔵庫で保存し、早めに食べ切ること。
種継ぎは雑菌が繁殖しやすくなるので、おすすめしません。
 
 
以上はわたしの経験に基づくレシピです。
3.11の震災以来、この方法を続けていますが、特段問題もなく美味しく食べています。
が、あくまでも経験則で行っている方法なので、安全性や保菌性を保証するものではありません。
 
温度管理が面倒な方には、常温発酵できるカスピ海ヨーグルトやケフィアなどをおすすめします。種菌は正規の市販されたものを使ってください。(各菌によって発酵温度が異なるので、販売元の指示に従って温度管理をしてください。)
 
 
 
■手作り(自家製)ヨーグルトで参考になるページ
まつらんさんのヨーグルト発酵データ
しまちゃんの自家製ヨーグルト研究室
 
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※3.11以来、節電レシピとしていましたが、今回から簡単レシピに変更します。
節電とか時短とか手軽とか、おおよそそんなニュアンスのレシピということで、今後もご紹介したいと思います。お役に立てば嬉しいです。


 

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