棒棒鶏と中華粥の作り方

      2016/05/22


 
鶏ムネ肉で、棒棒鶏(バンバンジー)と中華粥を作りました。
いつもは丁寧に作りますが、この夜は体力に余裕なし。
そこで、2品をいっぺんに作る荒業でいくことにしました。
 
 
棒棒鶏と中華粥の作り方。 
 
棒棒鶏はモモ肉で作るのが一般的ですが、夜遅いごはんなので、脂質の少ないムネ肉であっさりと。
家庭料理だから臨機応変にね。
でもちゃんと美味しく作りますよ!
 
まず、鶏ムネ肉は塩麹をまぶしてラップで密封し、数時間から一晩、寝かせます。
厚手の鍋にたっぷりの水、鶏肉(塩麹がついたままでOK)、研いだお米、生姜と長ねぎのぶつ切り、酒を入れ加熱します。
最初は強火、沸騰直前になったら弱火に落とし、アクをひきながらコトコトゆっくり。
決して沸騰させないよう注意します。
 
鶏肉に竹串を刺して、お肉の中心部分が熱くなっていたら、鶏肉を引き上げます。
ムネ肉は、火を通しすぎると硬くなりますよ。
ごま油と塩をまぶしてぴっちりラップ密封し、粗熱が取れるまで冷まします。
(お米の入った茹で汁は、このあとお粥にしますよ。)
 
鶏肉は冷めてから薄くスライスし、千切りきゅうりを添えてできあがり。
あ、美味しいタレの簡単な作り方は後ほど。
 
 
さて、鶏肉を冷ましている間に、中華粥を完成させましょう。
 
茹で汁から長ねぎと生姜を取り出して水を足し、鶏がらスープの素少々を加え、弱めの中火でぐつぐつ煮ます。
焦げ付かないよう、ときどき鍋底をそっと混ぜるのを忘れずに。
目を離すとふきこぼれるので注意。
 
1時間以上煮ると、米粒が割れて乳白色のクリーミーなお粥になります。
(時間が無かったら15分間くらいでも。あっさり系のお粥になりますが、それはそれで美味しい。)
味見して足りなければ塩を足してできあがり。
ただし、お粥の塩味は控えめに。
ザーサイやごま油や豆板醤など、お好みのものをトッピングしながら食べるのが楽しいですからね。
もちろん、先ほどの茹でた鶏肉を細かく裂くかスライスして、お粥に混ぜるのも美味しいです。
 
 
では鶏肉のタレの簡単な作り方を。
 
【棒棒鶏のタレ】 簡単レシピ
 
①白練り胡麻、豆板醤、あればXO醤、ごま油をしっかり混ぜ合わせる。
②はちみつ、しょう油、マヨネーズ、お酢、からし各少々を加えてよく混ぜ合わせ、鶏肉にかける。
③鶏肉に添える千切りきゅうりは、ごま油と塩コショウを薄くまぶしておく。
 
 
棒棒鶏はモモ肉でも上記の方法でOK。
調理の前に、余分な脂肪を丁寧に取り除きましょう。
モモ肉を使うと、コラーゲンたっぷりの皮も堪能できますね。
ただ茹で汁は脂が出ますので、お粥のアクはしっかり取り除きましょう。
 
中華粥は多めに作って、朝ごはんに食べるのもオススメです!


 

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