煮豆の三段活用!おからバーグ弁当

      2016/08/22

実はわたくし、市販の煮豆をよく買います。
以前は自分で煮ていたのですが、どうしても量が多くなってしまい扱いづらい。
それに、やはり手間ひまがかかるので、そんなにしょっちゅうは作らないんですよね。

でもお豆さんの食物繊維や、ビタミン・ミネラル類はとても大事。
昨年、長い入院をしていたときも、お豆やおからがいろいろな形でごはんによく出ました。
退院後も積極的に取り入れようと思ったのですが、とにかく活動制限が大きくて、あまりお料理ができない。
市販の煮豆にずいぶんお世話になりました。

缶詰や真空パックの水煮のお豆も買いますが、和風の煮豆パックを買うことが多いです。
最近は化学調味料や保存料を使っていないものも多いし、お味も薄味のものが多くなりました。
よくお味もしみて、お豆もふっくらやわらかくて、ちょっとびっくりするくらい美味しいのよね。
今ではだいたいいつも冷蔵庫に入っています。

美味しいのだけれど、それでもホントのことを言えば、我が家的にはすこし味が濃い。
なので、たいていちょっと具材を足して、味を薄めて(ついでに増量して)使います。
例えば、大豆と昆布の煮豆なら、パックを煮汁ごと小鍋に移して、小さい角切り人参や油揚げ、お水を足して煮る。
それだけです。
なんとなく我が家っぽい味になります。

さて、本日のタイトル「煮豆の三段活用」のお話をしましょう。
毎日のごはんのおかず用にも、お弁当のおかず用にも、かなり使えるお話よ。


まずは、市販の煮豆をそのまま、もしくは増量して、「煮豆」として食べる。
これ、基本形ね。

活用その2は、おからパウダーを利用して、具だくさんの卯の花に作り替える。
乾燥おからパウダーは日持ちするので、あると便利です。
少量の卯の花も作りやすいですよ。


★煮豆の卯の花 の作り方

①市販の煮豆を煮汁ごとお鍋に移し、おからパウダーを加える。
(おからの分量はお好みです。わたしはお豆と同量くらい入れることが多いです。)

②煮豆とおからがすっかりかぶる程度に、お水を加える。
お酢をほんのすこし、白だし(めんつゆでもOK)、プラス具材(ひじき・枝豆やいんげんなど青みのもの・人参などがおすすめ)を加え、混ぜながら加熱します。

③汁気がだいぶなくなってきたら味見をして、お砂糖を足す。(卯の花はすこし甘めが美味しいです。)
煮汁がなくなるまで煮詰めればできあがり。一週間弱、冷蔵庫で保存できます。


そして、煮豆活用その3。

卯の花をおからバーグに変身させますよ。
これは冷めてもしっとりして美味しいので、お弁当にぜひ!


★おからバーグ の作り方

①鶏ひき肉(卯の花の同量程度)をボウルに入れ、粘りが出るまでよく練る。

②卯の花、溶き卵を加えて混ぜ、ミニハンバーグの要領で丸めて空気を抜き、油で揚げ焼き、もしくは焼く。

これだけです。
卯の花にしっかり味が付いているので、おからバーグには特に味は付けません。
食べてみて足りないようだったら、辛子酢しょう油やケチャップをそえてください。
食物繊維たっぷり、しっとりふんわり、味はしっかり、そしてカロリー控えめのヘルシーバーグです。


煮豆の三段活用、いかがでしたか?
ちょっと買っておきたくなるでしょ。
市販の煮豆の味をそのまま利用する、というのがポイントです。
メーカーによって塩気や甘みがすこし違うので、好みのお豆さんをさがしてくださいね。
三段活用するには、こんぶ豆でも五目豆でも大丈夫です。
甘いお豆は基本的には活用しにくいですが、うぐいす豆の甘煮などは卯の花の具に使えます。
(うぐいす豆入り卯の花もとても美味しいです。わたしは好きですよ!味付けは自分で足してね。)

毎日のごはんやお弁当に、美味しく上手に煮豆を取り入れたいですね!
栄養だけでなく、お豆の小鉢がある食卓は、なんとなくほっとするもの。
居心地のいいおうちごはんをがんばりすぎずに、楽しく美味しく作れますように。

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