小麦粉より美味しいかも!ふわふわもっちりの絶品米粉パンケーキを作ろう。

   

米粉で作るパンケーキは美味しくない。そんな話をちらほら聞きます。でも小麦アレルギーがある人やグルテンフリー生活をしている人は米粉で作りたいですよね。

そこで今日は、美味しい米粉パンケーキを作る方法をご紹介しましょう。
しっとりもっちり、ふわふわ!小麦粉で作るより後味が軽くて、とても美味しいパンケーキができます。
米粉にあまり興味のない人も作る価値大です。新しいパンケーキ体験をあなたもぜひ!

 

米粉パンケーキが美味しくないのはなぜ?ここを克服すればすごく美味しくなる。

小麦粉のたんぱく質はグルテン(グリアジンとグルテニン)。グルテンは粘着性と弾力性があり、パンやケーキはこの性質を利用して作ります。

ところが米粉のたんぱく質はオリゼニン。グルテンはありません。さらさらとしていて、膨らみを支える力がない。だから米粉パンやケーキは膨らみにくいのです。
加えて、米粉は時間が経つと固くなる性質があります。脂質も小麦粉より少ないので、なんとなくコクも足りない。

そこで膨張剤(重曹やベーキングパウダー)に酸を加えて膨らむ反応を手助けします。また脂肪分をすこし加えて、コクやしっとり感をプラスしましょう。
こうすると米粉の欠点が補われ、驚くほど美味しいケーキができあがります。

(市販の米粉パンケーキミックスは小麦粉やグルテンを混ぜてあるものが多いです。アレルギーの方はお気をつけください。)

 

美味しい米粉パンケーキのレシピはこれ。簡単に作れます。

材料(約1人分):

卵1個、米粉50g、重曹小さじ1/2、砂糖小さじ1,塩少々、ヨーグルト大さじ1、ココナッツオイルまたはバター(いずれも湯煎か電子レンジ加熱して溶かしておく)大さじ1、クリームチーズ大さじ1,あれば冷凍ラズベリーなど。

作り方:

  1. ボウルに卵、ココナッツオイル、ヨーグルト、砂糖、塩を入れてよく混ぜる。
  2. 重曹と米粉を加えて混ぜ、小さくほぐしたクリームチーズとラズベリーを加えてざっくり混ぜ合わせる。
  3. 軽く熱したフライパンにココナッツオイルまたはバターを溶かし、中~弱火で生地を焼く。

ベーキングパウダーでもいいですが、できれば重曹(ベーキングソーダ)を使ってください。
米粉はダマにならないので、ふるう必要はありません。
かき混ぜはフォークでOK。材料はしっかり混ぜ合わせましょう。

 

メイプルシロップやはちみつをかけて召し上がれ。何枚でも食べられそうな危険な美味しさだ!

 

しっとりもっちり、そしてふわふわ。ところどころにあるクリームチーズがバターのようなコクに、ラズベリーの酸味がアクセントになります。小麦粉でなくても十分美味しい。いや、小麦粉にはない、新しい美味しさです。ぜひ作ってみてください。

さて、美味しくできたところで知的なおまけ。グルテンフリーが気になるあなた、アレルギーについてすこし知っておきましょう。

 

小麦粉を食べると「なんとなく調子が悪い」のはアレルギーではない。

アレルギーは様々なタイプがあります。すぐに症状が出るものもあれば、2~3日してから症状が出る「遅延性」というものもあります。
最近、グルテンフリーとセットで「小麦アレルギー」という言葉が広がっていますが、これはかなり不正確な表現です。

というのは、食物アレルギーは食べてから数分~1時間程度で症状が現れる「即時型」をいいます。たとえば卵やピーナッツのアレルギー症状などです。

これに対し、小麦を食べてすぐに症状は出ないけれど、なんとなく調子が悪い、という状態を「遅延性アレルギー」といってグルテンフリーと結びつけている表記を見かけますが、これは正しくない。

食物アレルギーに「遅延性」はありません。
だから「なんとなく調子が悪い」のは「小麦アレルギー」とはいわないし、遅延性フードアレルギー検査ができるというのも適切ではありません。(※日本小児アレルギー学会は、「遅延性食物アレルギー」判定の根拠とされているIgG抗体の診断(血液検査)の有用性を公式に否定しています→一般社団法人 日本アレルギー学会

 

小麦を食べると調子がよくない人はどうすればいいか?

では、このなんとなく調子が悪いのは何なのか?

これは食物不耐症(food intolerance)といって、いわゆる免疫システムが関係する食物アレルギーとは異なります。これには、魚の干物に含まれるヒスタミンや食品添加物への反応と、乳糖不耐症など食べる側の代謝異常によって起こる反応があります。
小麦を食べるとなんとなくだるくなるとか膨満感があるなどという症状は、乳糖不耐症と同じもの、つまり牛乳を飲むとお腹をこわす、などと同じと考えていいと思います。

簡単にいうと、消化酵素がないあるいは少ないなどの理由で、小麦がカラダに合わない、ということです。
ですから、完全に除去する必要は基本的はありません。量を加減したり体調をみながら、自分のカラダと相談して食べるといいのではないでしょうか。

 

医療情報参照:日本小児アレルギー学会日本アレルギー学会食の津アレルギー診断ガイドライン2012太融寺町谷口医院スキンリファインクリニック一般社団法人食品分析開発センターSUNATEC

 

 

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