Wハムサンド

   


Breakfast at home, 2013/08/09
 
ハムサンドはハムとグリーンだけのシンプルなのが好きです。
 
お料理にシンプル、という言葉がよく使われますが、実はこれは用心してかからないといけない単語。
シンプル、イコール簡単とか手抜き、ではありません。
美味しいシンプルとは、素材の魅力を最大限に引き出すべく、余計なものを削ぎ落とした美味しさ、だと思います。
 
だから、シンプル料理は難易度が高い。
プロの場合は高い技術や感性が要求される。
家庭のシンプル料理にも、ちょっとした工夫を目立たぬようこっそり忍ばせないとね。
 
で、本日のハムサンドはどのへんがポイントかというとずばり、ハムです。
高級なハムを使おう、というのではありません。
お金をかければ美味しいものができるのは当たり前。
それは工夫とは言わない。
 
お値段が中くらいの「ももハム」と生ハムの、ハムのダブル使いです。
マイルドな味のハムに、薄いけれどパンチのある生ハムを重ねます。
すると味にパンチが生まれ、ハムだけよりも、1.5倍増しくらいの美味しさになります。
 
 
作り方(というほどでもないけれど一応)はこんな感じ。
 
【ダブルハムサンド】
薄切りの食パンにバターを塗り、水気をよく拭き取ったグリーンリーフを置き、マヨネーズ少々。
その上に、ももハム2枚と生ハム1枚を置き、マスタードを塗ったパンではさむ。
ハムはロースハムでもいいのですが、ダブル使いには味がややくどくなるので、ももハムがオススメ。
 
みずみずしいパリパリのグリーンに、ダブルハムの塩気と旨みがしっかり効いて、さりげない美味しさが生まれます。
いかにもではなく、さりげない美味しさ、というのがポイントよ!
 
 
 
☆本日のひめカフェ・モーニング
Wハムサンド、スパイシーなミネストローネ、カフェオレ。
 
ミネストローネはタカノツメと激辛ししとうと生姜で、かなり辛口です。
炒めず、ブイヨンで直接煮て、トマトピューレとケチャップ、砂糖ほんの少々で味付け。
 
汗だくスープに、高原の風みたいなシンプルなハムサンドがお似合い。
ごちそうさまでした。


 

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