ミックス粉なんていらないよ!ふっくらホットケーキ。
2016/06/07
「ホットケーキ作ろうと思ったんだけど、ホットケーキ・ミックスがないから作れなーい!」
なんて、言ったことありませんか?
いまどきはミックス粉の全盛期。
ホットケーキ、マフィン、クッキー、パン、天ぷら粉、から揚げ粉、プリンにゼリーに、ありとあらゆるものにミックス粉があります。
手軽で失敗なしで、たしかに便利かもしれないけれど、それってホントに必要?
材料表示をよく見ると、いろんなもの(カラダにあまりよくなさそうなもの)が入っているの、ご存知ですか。
さて、ホットケーキに話を戻すと、ミックス粉がなくてもダイジョウブ。
美味しいホットケーキはちゃんとできます、それも手軽に。
材料だって、特別なものはありません。
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【ふっくらホットケーキ】の作り方; 約20センチのフライパン1枚分
材料; 卵(S)1個、卵黄1個(省略可)、牛乳カップ1、バター大さじ山盛り1(電子レンジにかけて溶かしておく)、砂糖大さじ半分、小麦粉カップ1、ベーキングパウダー小さじ1
※卵がMサイズだったら、小麦粉をカップ1とすこし(240ccくらい)に増やしてください。
※生地の様子をみて、牛乳の量は微調整してください。
作り方;
1)ボウルに卵と卵黄を入れて混ぜ、牛乳、溶かしバター、お砂糖を加えてよく混ぜる。
2)小麦粉とベーキングパウダーをふるって、ボウルに加え、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。生地の硬さは、おたまですくうと、ポッタリトロトロとゆるく流れ落ちる程度。
→「ふるう」のは、粉類をビニール袋に入れて、口を閉じて、シャカシャカ振るのでOK。
3)フライパンにオリーブ油とバター少々(分量外)を入れて火にかける。生地を流しいれ、フタをして弱火で焼く。途中、裏返して裏面も焼く。(裏返すときに、いったん火からおろして、濡れ布巾の上に置くと、裏面が焦げにくい。とにかく焦げないよう気をつけてね!)
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焼きあがったらすぐに、バターを真ん中に乗せて、はちみつをたっぷりかけて、さあ召し上がれ!
生地は意外と弾力があって、フォークを押し付けても、ちゃん押し返してくる。
断面をみると、ほら、生地がタテにふくらんでいるのがわかるでしょう。
このしっかりふっくらは、ショートケーキなどのスポンジにはない、ホットケーキならではです。
それと絶対欠かせないのが、バターとはちみつ。
ちょっと高級にメープルシロップでもいいのだけれど、おうちで食べるホットケーキは、やっぱりはちみつがお似合い。
溶けたバターとはちみつが中まで染み込んだところは、しっとりジューシー。
甘くてほんのりしょっぱくて、ほっぺたが落ちそう!
ホットケーキが上手にできたときはいつも、小さいとき大好きだった「ちびくろさんぼ」の絵本を思い出します。
トラがぐるぐるまわって溶けたバターでつくるホットケーキは、こんな感じだったのかな。
「ちびくろさんぼ」は後に、大人の事情に振り回されることになるのですが、昭和の子どもにそんなことは関係ない。
おいしそうな黄色の挿絵とあいまって、あのホットケーキは子どもたちの憧れでした。
大人になると、薄くて小さいパンケーキの方が断然オシャレ!と思うときもありましたが、やっぱりホットケーキは特別。
なつかしいママの味。
といっても、当時、わたしの母はミックス粉を愛用していたのですけれどね。
「ホットケーキ、おいしーい!うまーい!」
久しぶりに食べた夫は何度もそういい、おこぼれに預かったイヌは、何度もしっぽをふり…。
わたしは病気だから子どもをもてないけれど、大小並んだ笑顔をみると、なんだかママの気分。
この翌日、母にも作ってあげたら、子どもみたいな顔で大喜びでした。
ミックス粉を使っていないのよ、と強調したかったのに、“子どもたち”は食べることに忙しく、どうやら馬耳東風。
まあね、笑顔がいっぱい見られたから、そんなことはどうでもいいかな。
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