鶏団子の酒粕ミルクシチュー
2016/08/29
ちょっと疲れ気味の寒い夜。
栄養たっぷり、でも重くない酒粕ミルクシチューはそんな夜にぴったり。
和と洋のちょうど中間の味は気取りがなくて、心がほっと休まります。
カラダもぽかぽかになり、ぐっすり眠れました。
★鶏団子の酒粕ミルクシチュー の作り方
①鶏団子を作る。
鶏ひき肉をよく練り、片栗粉、味噌、鶏がらスープのもと、酒、シュレッドチーズ(ピザ用チーズ)を加える。
チーズは入れなくてもいいですが、意外な美味しさが出るのでオススメよ。
煮崩れないよう硬めの鶏団子にするので、卵やパン粉は入れません。つなぎをほとんど入れないので、ひき肉をしっかり練りましょう。
わたしは片栗粉を少な目にしておからパウダーを入れています。
②野菜を煮る。
大ぶりにざっくり切ったキャベツ、玉ねぎ、人参、じゃがいもなどをコンソメで煮てシンプルなスープを作ります。
市販のシチューのルウを使う場合は、ルウにかなり塩気があるので、コンソメは不要です。
③鶏団子を丸めてスープに加える。
ハンバーグを作るときのように、空気を抜きながらしっかり丸めて加えてください。
④酒粕ベシャメルを作る。
小さなボウルに酒粕をちぎって入れ、熱湯を注いで、酒粕をふやかしてペースト状に溶いておきます。
厚手の鍋にバターとオリーブ油を入れて熱し、バターが溶けたら小麦粉を加えて弱火で炒めます。
クリーム状になったら、温めておいた牛乳を少しずつ加えて、もったりするまでよくかき混ぜながら煮詰めます。
酒粕を(浸してある水ごと)ベシャメルソースに加えてよく混ぜ、③のスープに加える。
ひと煮立ちしたらできあがり。
※市販のシチューのルウを使う場合は、ルウを規定より少な目に溶かし、酒粕(熱湯でふやかしてペースト状に溶いておく)を加えてください。
※酒粕を加えたら、ぐらぐらと沸騰させないようにしましょう。火加減は弱火~中火で、やさしく加熱するのがポイント。
細かい分量を出していないので、作りにくいかもしれません。
シチューと粕汁の中間のものを作る!とイメージしてみてくださいね。
酒粕は分量によりますが、ベシャメルソースと合わせるのでほとんど風味が気になりません。
具を炒めないのと、ソース(ルウ)を使う分量がシチューを作るよりぐっと減るので、深みがあるのに重すぎない味ができます。
シチューよりカロリーも抑えられますよね。
いつものシチューや粕汁に飽きたらぜひ、お試しください。