さっと茹でて爽やかに!夏のレシピ「冷やし中華そうめん」5つのポイント

      2016/06/03

お素麺が美味しい季節がきました。
休日やひとりごはんのときに、さっと作れるお素麺は重宝しますよね。
さっぱりと食べられるのは真夏にはありがたいけれど、意外と困るのがおかず。
薬味を工夫したところで、食卓への登場回数が増えれば飽きてしまいます。
それにお素麺だけでは、やはり栄養も偏ってしまいます。
何かおかずを付けなくては、となりますよね。

★冷やし中華そうめんを美味しく作るポイント5つ

そんなときにオススメしたいのが、冷やし中華そうめん。
要するに、汁なし素麺ののっけ盛りです。
お素麺は乾麺ですから、ストックしておけますよね。
冷やし中華麺を買い忘れたときでも大丈夫!
美味しい冷やし中華を作れますよ。

①とにかく具は千切りに!

お素麺は中華麺よりもずっと細いですよね。
だから麵と具が一体化させるためには、具も細く。
ひたすら千切りにしましょう。
みょうがや長ねぎ、玉ねぎなどは薄くスライスするのでもOK。

千切りが得意ではない人は、切ったあとに塩少々をまぶして、しんなりさせましょう。
しんなりすれば、多少太くても麵と絡みやすくなります。
人参など硬い具材のものも、塩をふってしんなりさせておくといいですよ。

②酸味を効かせる!

具のどれかひとつに、薄く酸味を効かせましょう。
お素麺は中華麺よりも細い分、食べるときに麵と具の密着度が高くなります。
酸味がすこしあると、とても爽やかになり、味がひきしまって美味しくなります。

例えば、上の写真ではナスに酸味を効かせてあります。
ナスの細切りを炒めたあとに、お酢をほんの少々ふります。
分量は、「酸っぱいなぁ」と感じないくらい。
「あら、すこし酸味が効いている?」という程度にしましょう。、
人参や茹でもやしなどにお酢をまぶすのでもOKです。

③パンチのある具をひとつ加える!

冷やし中華はなんといっても勢いが大事。
一気にずずずっ、つるつるっと食べて、最後まで飽きさせないことが美味しさの最重要ポイントです。
そのためには、パンチのある具をひとつ加えてみてください。

例えば、ピリッと辛いもの。
ハムやチャーシュー、あるいは千切りにした野菜をラー油で和えるなど。

今日はピリッと甘辛い、中華風肉みそにしました。
鶏ひき肉(豚でもOK)をごま油で炒め、みりん・砂糖・豆板醤・オイスターソースを加えて炒め煮します。
豆板醤とオイスターソースの代わりに、お味噌や練り胡麻、梅肉などで和風にしても美味しいですよ。

辛いのが苦手だったら、生の卵をトッピングしましょう。
ガツンとくるパンチはありませんが、全体をまろやかにまとめてコクを足すという違う方面からのパンチがあります。
そういった意味では、梅肉ペーストやとろろなどでもいいですよね。
ツナ缶やイワシ缶(味付け魚缶)を汁ごと、というのも美味しいですよ!

④素麺を茹でるお湯にごま油を加える!

市販の冷やし中華のチルド麵や冷凍麵は、ほぐれやすくのど越しがいいよう工夫がなされています。
お素麺はご存じのように、汁気がないと麵がくっつきやすくなります。
そこで、ごま油を少々加えたお湯でお素麺を茹でます。
これはかなり大事なポイントよ!
ごま油が麵の表面にうっすらと膜を作るので、冷めても(汁なしでも)くっつきにくくなります。

お素麺はいつもより少し固めに茹で、冷水でしっかり冷やしましょう。

⑤タレはめんつゆをベースに!

冷やし中華そうめんといっても、そうめんは素麺です。
どんな具を乗せても、基本的にはやはりめんつゆが最も相性がいいです。
具を全部乗せたら、食べる直前にめんつゆをかけましょう。
野菜多めなら、希釈しなくても大丈夫です。(心配だったらいつもの倍の濃さに希釈してください。)

胡麻ドレッシングやしゃぶしゃぶ用の胡麻だれでもいいのですが、そのままかけると強すぎます。
麵が細いので、強い味のタレがストレートに感じられてしまうのです。
めんつゆをすこし加えて、和風よりに緩めて使うといいですよ。

栄養よし、見ため良し!おもてなしレシピにも

サッパリと食べたい「冷やし中華そうめん」のレシピ、いかがでしたか?
いつもお素麺のときのおかずに困っている方、いつものお素麺に飽きた方、冷やし中華を急に食べたくなった方、ぜひ作ってみてくださいね。
栄養よし、見た目よし。
もちろんとっても美味しいです!また作りたくなる美味しさよ。
気軽なおもてなしにだって喜ばれます。

お素麺ならではの冷やし中華を楽しんでくださいね!

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