白菜のフラン

      2016/05/22


 
寒くなると温かいオーブン料理が美味しくなりますね。
白菜とミラノハムで、ふんわり優しい味のフランを作りました。
 
フランは卵に生クリームなどを混ぜた生地を型に流し、オーブンで焼く(または湯煎にする)お料理。
日本のプリンもフランの一種です。
甘くないものは、型に入ったオムレツやパイ生地のないキッシュみたいな感じ。
ワインによく合います。
 
この日は旬の白菜を使って軽い味にし、その分、ハムやチーズでコクを補いました。
あっさりと軽くて優しい味で、とても食べやすいですよ。
 
 
作り方を簡単にご紹介します。
目分量で作ったので、細かい分量の記載はありません。
 
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【白菜とハムのフラン】 レシピ
 
①耐熱容器にバターを塗り、細長く切った白菜、ミラノハム(ベーコンでもOK)をぎっしり詰め込む。
②卵液を作る。溶き卵に、卵の半量の生クリームを混ぜ、すりおろしたパルミジャーノレッジャーノをたっぷり混ぜる。塩と白コショウも加える。卵は、写真の2人用グラタン皿で4個使っています。
③卵液を型にそっと流し込み、シュレッドチーズ(溶けるチーズ)を押し込むように入れ、上面にも乗せる。ところどころにちぎったバターも入れる。
④230℃に温めたオーブンで、15-20分くらい焼く(型の大きさによる)。表面に焼き色が付き、中央に竹串を刺してほどよく固まっていたらできあがり。
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白菜を生のまま使うので、一般的なフラン生地よりも生クリームの量が少なめです。
焼いている間に白菜から水分が出ますからね。
もしほうれん草や魚貝など、火を通す具材の場合は、卵液と生クリームの割合を同量もしくは生クリーム多めにするといいと思います。
 
 
中はこんな感じ。
 

 
白菜は食感を残しつつ、やわらかになり、ハムの塩気がちょうどいい。
フラン生地はふんわり緩めで、クリーミーなソースでもあり、ふわふわのオムレツのようでもあり。
もっと食べたい!と思う美味しいフランができました。
 
 
この夜のお献立。
 

 
白菜とミラノハムのフラン、無花果の岩塩とオリーブ油かけ、チーズ、キャラメリゼ胡桃(自家製。このお話はまた今度)、breadworks のバゲットでガーリックトースト。辛口の白ワイン。(10/20/2013)


 

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