あけましておめでとうございます。
2018/01/30
今年もよろしくお願いします。
我が家のお雑煮はシンプル。
かつおと昆布のお出汁の澄まし汁に、青菜(小松菜)・花形人参・うずらの卵・蒲鉾の具を入れ、柚子と三つ葉を添えます。
お餅は煮餅。
香ばしい焼き餅も美味しいですが、新年のお雑煮は火を避ける、つまり火事を避ける意味を込めて煮餅です。
心がほっとする香りと、背筋が伸びる澄んだ味。
我が家の味として定着しています。
お雑煮は地域性があって楽しいですよね。
夫の実家、新潟県長岡市は鮭といくらの親子です。
根菜やぜんまいなど具だくさんで、醤油味に調えます。
わたしの実家はいわゆる関東風。
かつお出汁のお澄ましに、鶏肉・小松菜・蒲鉾などを入れます。
どちらも美味しい。
結婚してしばらくは日替わりで、双方のお雑煮を作っていました。
年数を重ねるにつれ、自分たちの好みが優先されるようになり、今はこの形です。
伝統に学び、大切にしつつ、自分たちの色合いをそっと乗せる。
そんな心で今年も食と向き合いたいと思います。