酒粕スコーン。

      2016/06/07

酒粕スコーン
 
 
春の訪れとともに姿を消す食品のひとつに、酒粕があります。
粕汁や甘酒もいいものですが、スコーンにしてもとても美味しい。
淡い酒粕の匂いと甘味がクセになる美味です。
酒蒸しまんじゅうとか酒種あんぱんのような風味で、なおかつバターとあいまって淡いチーズみたいな風味もあります。
軽食やおやつのほか、ワインのおつまみ(バゲット代わり)にもおすすめです。
酒粕はもうすぐ店頭から消えてしまいますから、見つけたら即買いです!
ご紹介するスコーンのレシピを試してみてくださいね。
 
※酒粕は日本酒をつくるときに、もろみから酒を搾り取ったかすです。お酒の仕込み時期(12-3月頃)に製造販売されます(夏場に売っているものは冬に作ったものを貯蔵し販売)。
※酒粕は栄養豊富。ビタミンB6、葉酸、銅、亜鉛などを多く含み、美肌や健康促進、血圧降下作用などがあるといわれています。
※賞味期限は製造した日から約3ヶ月。乾燥しないようビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。たくさん買ったときには、小分けにしてラップし密閉袋に入れて冷凍保存できます。家庭用の冷凍庫でおよそ1年が目安です。冷凍保存しておけば、夏バテ予防の甘酒も作れますよね!
 


 
【酒粕スコーン】
 
材料:(作りやすい分量)
 
薄力粉・強力粉 各125g、ベーキングパウダー小さじ1、塩2つまみ、
よく冷やした無塩バター 60g、
グラニュー糖 40g、ブラウンシュガー 20g …全量グラニュー糖でもok
酒粕 90g(板粕の場合はぬるま湯でやわらかく練っておく)、
 
{卵1個、ヨーグルト大さじ1、バターミルク(粉)大さじ山盛り1、牛乳適宜※}をよく混ぜる。※全部で150ccになるように牛乳で調節する
※バターミルクがない場合は、プレーンヨーグルト大さじ2で代用。
 
作り方:
 
1)バター、砂糖、塩、酒粕をフードプロセッサーにかけ、おおよそ混ざったら粉(強力粉と薄力粉)を加えさらに攪拌する。
粉がもろもろした微細なフレーク状になったら、ベーキングパウダーを加え軽く攪拌する。
※ベークングパウダー投入後の作業はなるべく手早く!
 
2)1をボウルにあけ、中央にくぼみを作り、★を少しずつ加え、ゴムベラで混ぜ合わせる。
おおよそひとかたまりにまとまったら、打ち粉をした台に取り出し、2-3cm厚さに伸ばす。
半分に切って重ねてを3回繰り返し、粉をまぶした繰り抜き型で抜く。
※台にオーブンペーパーをしいて、その上に打ち粉をして伸ばすと作業しやすい。
 
3)200℃に温めたオーブンで10-12分間焼く。途中、焦げそうになったら180℃に温度を下げる。
 
 
冷めたときは温めなおして食べてください。
美味しい温め方→ 電子レンジに20秒加熱後(ラップなし)トースターで1-2分焼く、またはアルミ箔にふわっと包んでトースターで数分間焼く。
 
酒粕スコーンと相性のいいもの;
定番のバターやホイップした生クリームのほか、あんこ、チーズ、甘味噌など。
甘味が穏やかなので、いろいろな食べ方が楽しめます。
 
美味しくできますように!
 
 
 
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