野菜たっぷりレシピ!ヘルシーなネパール・カレーを作ってみよう!
2016/08/21
ネパールのカレーをおうちで作ってみませんか。
日本では、ネパールカリーはインドカリーとごちゃまぜにされていることが多いようですが、本来のネパールカリーはインドとはまったく別のもの。
お野菜たっぷりで、とてもヘルシーです。
そもそも、ネパールには「カレー」というお料理はありません。
すべてのお料理に、カレー風味のスパイスが使われているから。
ステンレスの大きなお皿に、主菜の野菜炒め(タルカリ)、豆スープ(ダル)、ご飯(バート)、辛いお漬物(アチャール)をいっしょに盛り付けます。(「ダルバートタルカリ」と、くっつけて一言で表記することも多い。)
上の写真は左から、【玉ねぎのアチャール】、【オクラとジャガイモのタルカリ】、【ネパール風豆スープのダル】。
町の食堂や家庭では、おおよそこんなワンプレート・スタイルで食べられているようです。
ご飯におかず、お味噌汁とお漬物、なんだか日本の定食みたいですよね。
高級レストランではスプーンが出てきますが、ネパールの人はスプーンを使わず、右手だけで混ぜて食べます。(左手は「不浄」といって、お食事には決して使わないのです。)
ネパールは、宗教上の理由から、牛や豚を食べない菜食主義の人が多い国です。
だから、カレーもお野菜とお豆がたっぷり!
辛さもマイルドでさらりとした味わいなので、日本人にも食べやすいと思います。
スパイスさえ揃えば、作りやすいものばかりなので、おうちでネパールの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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【ネパール風豆スープ、ダル】 の作り方;
材料(約4人分);
お豆(下ゆでしたもの。大豆・いんげん豆・ひよこ豆など)200g、トマト(刻んだもの)200g、玉ねぎ80g、バター、
スパイスA{ターメリック小さじ1/4}、スパイスB{クミン、コリアンダー、ジンジャー、チリー、ガラムマサラを混ぜて小さじ山盛り1}
作り方;
1)お鍋に、水1000ml、下ゆでした豆、バター大さじ1、塩小さじ1/2、スパイスAを入れてフタをして加熱する。
煮立ったら、フタをすこしずらして弱火で40分~1時間ほど煮る。
お豆が十分やわらかくなったら、フォークなどで粗くつぶす。
2)フライパンにバター大さじ1を溶かし、玉ねぎに塩少々をふって中火でよく炒める。
玉ねぎが飴色から茶色になったら、スパイスBを加えて炒める。
スパイスがなじんだら、トマトを加えて炒め、1)のお鍋へ入れる。
3)15分ほど煮込み、味見をして塩が足りなければ足してできあがり。
あればコリアンダーの葉を刻んでちらす。
※ポイントは、玉ねぎを濃い茶色になるまでしっかり炒めること。
※お豆の煮くずれ具合はお好みで。粒粒が残っていてもいいし、ミキサーなどにかけてなめらかにしてもいいでしょう。
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【玉ねぎのアチャール】
アチャールは、ネパールのカレーには欠かせないお漬物。
玉ねぎのほか、大根で作っても美味しいです。
玉ねぎのアチャールは、インドカレーの付け合せにもあります。
材料(約4~5人分);
玉ねぎ240g、塩、レモン汁、酢、はちみつ、チリパウダー
作り方;
1)玉ねぎはタテに薄切りにし、しばらく水にさらした後、しっかり絞って水きりする。
2)ボウルに、{お塩小さじ2、レモン汁小さじ2、お酢小さじ4、はちみつ小さじ2、チリ小さじ1/2~1}を混ぜ、玉ねぎを加えて和える。冷蔵庫で20分以上冷やしてから召し上がれ。
※チリの量はお好みで調節してください。
※冷蔵庫で1~2日は保存できるので、多めに作っておくと便利です。
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以上は、大地を守る会の宅配商品カタログ誌「ツチオーネ」135号でご紹介しました。
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